吉田歯科矯正歯科医院の矯正歯科治療
矯正歯科治療の必要性
笑顔からこぼれる白い歯はさわやかなイメージがありますが、歯並びの良し悪しは、見かけだけでなく、様々な機能的な問題と関わっています。
歯並びが悪いまま放置すると…
- 1、歯ブラシの毛先が全部の歯に均等に当たらず、歯垢が除去しにくいため、むし歯や歯肉炎を発症しやすい(特に乱杭歯の場合)。
- 2、食物がよくかめない。
- 3、小児であれば、上下の顎の成長がアンバランスになる。
治療の開始時期
歯並び、かみ合わせの状態により異なります。
前歯、奥歯の反対咬合(受け口)など、顎の成長の調整が必要な場合は、早期(小学校低学年)に治療を開始しますが、乱杭歯(八重歯など)の治療は、永久歯がはえそろってから(小学校高学年以降)行うことが多くなります。
成人の方は、お子さまに比べると歯が多少動きにくくなりますが、治療は十分可能です。
矯正歯科治療の手順
- 相談
矯正治療の概略(矯正装置、治療期間など)についてご説明します。
- 検査
歯の模型、歯や頭部(顔面)のX線写真、口の中の写真を撮り、治療方針(装置の種類、抜歯の必要性の有無など)を決めます。
- むし歯、歯肉炎の治療、抜歯
矯正装置の装着前に必要があれば、むし歯の治療を行います。
歯の清掃(歯垢、歯石の除去など)は必ず行います。特に成人の方で歯周疾患に罹患している場合は、十分な治療が必要となります。
前歯を内側に入れる隙間が足りない場合などは、永久歯の抜歯が必要なことがあります。
- 矯正治療
装置を装着し、歯の移動を開始します。通院の間隔は、通常1ケ月に1~2回です。治療期間は不正の程度により異なり、約1~3年です。
- 保定
動かした歯は、元の位置に戻ろうとする傾向があり、矯正治療が終わって装置をはずすと歯並びが変化する可能性があります。
そのため、治療後の歯並びを維持する装置(保定装置)を、歯並びが安定するまで(通常3年位)装着する必要があります。
来院間隔は年に2回(約半年毎)になります。
- 終了